東京大学医科学研究所附属病院

麻酔科

周術期管理について

患者さんに対して常に誠実に接し「説明責任を果たす」こと、「安全な医療を真摯に行う」ことを常に心がけています。 麻酔科医師の役割は、周術期の管理を安全かつ円滑に行うことです。当院では、手術室4室(バイオクリーンルーム1、透視室1を含む)、総員11名(看護師7名、麻酔医3名、臨床工学技士1名)という小規模ながら、最先端の医療機器を備え専門スタッフを配置し手術の安全性を追求するとともに患者さんの皆様の安心と快適さの確保に取り組んでおります。
手術を受けられる患者さんとご家族の皆様はそれぞれに不安や心配を抱えていらっしゃいます。麻酔科では、手術の可能性が生じた段階から外科系各科と密接に情報を交換して手術麻酔に関わるリスク評価を行い、麻酔科専門医のみならず手術部看護師も術前・術後訪問を行い、丁寧な診察の後に麻酔・手術の流れについてご説明申し上げるとともに、患者さん・ご家族の皆様の個別のご不安やご質問に関して時間をかけてお話を伺わせていただきます。 手術後の痛みに対しては患者さん自身のコントロールによる鎮痛薬投与法などの様々な方法で対処させていただいています。

手術内容の特色

外科手術に関して炎症性腸疾患や大腸癌を数多く手がけております。
血友病に対する関節外科手術は国内有数の経験数を有しており長期間にわたる実績があります。
脳腫瘍外科に関しては最先端の研究を基にしたウイルス療法なども含めた脳腫瘍手術を施行しています。
白血病症例に対応するドナー骨髄採取術に際しては細やかな配慮を行っています。
HIVなどの感染症や血液疾患、自己免疫疾患を有する合併症例の手術も数多く手がけております。
気管支鏡検査は、静脈麻酔を用いることで患者さんの苦痛を和らげ、かつ放射線診断装置の併用により精確な部位診断を行っています。

リエゾン・ペインクリニック業務について

当院麻酔科は、周術期の疼痛管理のみならず、外来や病棟で内科的・外科的な治療を受けている患者さんへのリエゾン精神医療(闘病生活に伴う精神的な苦痛、たとえば抑うつ、不眠、いらいらなどの軽減に心身の専門医が協力して取り組む医療)やペインクリニックにも、受持ち医師・看護師と協力して関わっております。
リエゾン・ペインクリニック診療にあたり、精神科専門医の専門的立場からの指導や助言を得ることもできます。
(精神科リエゾン・ペインクリニック診療、水曜日午後 鎮西美栄子:非常勤医師)

スタッフ

折井 亮

准教授

専門領域

麻酔全般

認定医・専門医等

麻酔科標榜医、日本麻酔科学会指導医、専門医

柴田 玲子

助教

専門領域

麻酔全般

認定医・専門医等

麻酔科標榜医、日本麻酔科学会指導医、専門医

税田 紘輔

医員

専門領域

麻酔全般

認定医・専門医等

麻酔科標榜医、日本麻酔科学会認定医、日本周術期経食道心エコー認定医

大場 恵美子

臨床工学技士

専門領域

医療機器管理、呼吸療法

認定医・専門医等

認定医療機器管理臨床工学技士、臨床ME専門認定士